整体院を開業する時は、開いたサロンの場所からお越しになるお客様の層を予想しその方々のご利用になりやすい時間を営業時間にするとよいでしょう。
整体の技術を身につけ、自信がついたら今度は開業とい う段階になりますが、開業にあたっては営業時間を決める必要が出てきます。
営業時間の設定方法についてお教えします。
それは、あなたが来院してい ただきたいお客様の層をある程度想定することにより決 まります。
勿論、たくさんの色々なお客様に来院してい ただけることが一番だと思いますが、あなたが開業する 場所により自然と客層は決まってくるでしょう。
例えば、 あなたのサロンを都心のオフィス街のビルの一角や、繁華街のビルの一室に構えた場合と、郊外にある自宅をサロンにした場合とではお客様の層が異なります。
都心のオフィス街にサロンがある場合は、当然 ビジネスマンやOLの方々が多くいらっしゃるでしょう。
そういうお客様は、朝早くから営業してもあまり利用できないしょう。
むしろ、昼休みや休憩時間か、仕事帰りにご利用になりたいと思います。
また、残業が多い方などは特にお疲れで仕事帰りに整体したいという願望が強いと思いますので、できる限り遅い時間まで営業されていると利用しやすいかと思われます。
繁華街などでは、近隣の他のお店の営業時間に合わせて営業するとよいでしょう。
理由は、お客様の都合で、他のお店の待ち時間や空き時間を利用して、あるいは、あなたのサロンが目的で行かれた方も、施術前や施術後の時間に他のお店を回る事ができ、便利だからです。
また、他のお店に用事があった際にたまたま目に入ったあなたのお店に寄ってくれるかもしれません。
休業日も他のお店に合わせるといいかもしれません。
もしあなたのサロンを郊外にある住宅街で開くのであれば、その町に住む地 域の方々がお客様の中心となりますね。
お年寄りの方、子育て中のママさんなどは、朝早くから開業されていると利用しやすいと思います。ママさん達は育児と家事で結構疲れていますからね。
幼稚園児や小学校の低学年の年齢のお子さんがいらっしゃる方などは、午前中にお店が営業していればお子さんをおうちに1人で留守番をさせる心配もなく、ゆったりと整体をできて助かると思います。
仕事帰りの方にご利用になっていただきたければ、利用者が少ない昼間の時間帯を営業せずに、代わりに夜遅くまで営業されるとよいかと思います。
ただし、住宅街ですので、ご近所に迷惑がかからない程度の時間を目安に設定しましょう。
また、住宅街では、普段仕事でお疲れの方にも、是非休日に利用していただけるように土日は営業されることをおすすめします。
